花粉症の人におすすめの食べ物・飲み物とは?効果的な花粉対策も解説
鼻水やくしゃみ、目のかゆみなど花粉症のシーズンは何かとつらいですよね。
こういった花粉症の症状に悩んでいる方の中には、
「食べ物や飲み物で対処したい」
と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
基本的に、花粉症は食事を改善したところで治すことはできません。
ただし、食べ物や飲み物の中には、花粉症の原因となっている免疫反応を正常に保つのをサポートするものもあります。
そこで今回は花粉症に悩んでいる方におすすめの食べ物・飲み物をお伝えします。
なお、食事だけでは不十分ですので、マスクや次亜塩素酸水を使った効果的な花粉対策についても解説します。
目次[非表示]
- 1.花粉の仕組みと食べ物・飲み物が及ぼす花粉症への影響
- 1.1.花粉症の仕組み
- 1.2.食べ物・飲み物が及ぼす花粉症への影響
- 2.どんな食べ物・飲み物を取るのがおすすめ?
- 2.1.ヨーグルトや乳酸飲料
- 2.2.緑黄色野菜
- 2.3.根菜
- 2.4.青魚
- 2.5.緑茶
- 3.花粉対策をするなら花粉に触れない・持ち込まないことも大切
- 3.1.外出時はマスクやメガネを着用する
- 3.2.帰宅後は洋服やカバンに次亜塩素酸水を使う
- 4.花粉対策に有効な次亜塩素酸水・ノロックス
花粉の仕組みと食べ物・飲み物が及ぼす花粉症への影響
食べ物・飲み物がどの程度影響するのか知るためには、まず花粉症の仕組みを理解する必要があります。
花粉症の仕組み
花粉症は空気中を漂う花粉が鼻や目に入ることで引き起こされます。
まず、鼻や目から花粉が体内に入ると、体内の異物を認識する細胞によって「花粉=敵」としてみなされます。
すると、体内で敵に対するための抗体というものが作られます。
この抗体は花粉に接触するたびに作られ、どんどん体内に蓄積されていきます。
蓄積量が一定に達すると、花粉が再度体内に入ってきた際に、アレルギー反応をひき起す物質が分泌されて、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった花粉症の症状が現れます。
これが花粉症のメカニズムとなっています。
[参考]環境省 花粉症環境保健マニュアル2022
食べ物・飲み物が及ぼす花粉症への影響
花粉症は異常な免疫反応によって引き起こされる病気です。
よって、食べ物や飲み物を変えたからといって、花粉症の症状が良くなったり、治ったりするわけではありません。
ただ、直接的な影響はないものの、食生活を正して健康を維持することは大切です。事実、食事によって劇的な体質の改善や症状が大きく良くなることはないと考えられているものの、バランスのとれた食事は必要であるとされています。
どんな食べ物・飲み物を取るのがおすすめ?
何よりも心がけるべきはバランスのとれた食事ですので、栄養が偏らないようにすることが大切です。
ただ、以下のものを積極的に摂取するのがおすすめです。
ヨーグルトや乳酸飲料
ヨーグルトや乳酸飲料に含まれる乳酸菌には、腸内の善玉菌を増やして腸の働きを整える作用があります。免疫細胞のおよそ7割は腸管に集中しているため、腸の働きを整えることで免疫機能が正常に働くようになるとされています。
緑黄色野菜
緑黄色野菜とは、野菜の食べられる部分100gの中に600μg以上のβ-カロテンが含まれている野菜を指します。例えば、人参・トマト・ピーマン・かぼちゃ・ほうれん草などが挙げられます。
このβ-カロテンには免疫力を高める作用があるため、免疫反応を正常に保つのに役立ちます。
根菜
根菜とは、野菜の中でも地中で成長する茎や根を食用とするものを指します。例えば、じゃが芋、里芋、蓮根などが根菜に分類されます。
根菜の1種である里芋や蓮根には免疫力を強化する働きがあり、じゃが芋にはアレルギー反応の原因物質の働きを抑える作用があるポリフェノールが含まれているので、花粉症の方は積極的に食べると良いでしょう。
青魚
青魚とは、体の色が青緑色を帯びた魚のことで、青物とも呼ばれます。青魚には、イワシ・サンマ・サバ・アジ・カツオ・マグロ・カジキなどが挙げられます。
青魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった成分が含まれています。DHAやEPAは免疫機能を正常に保つ働きがありますが、体内で生成されない物質のため、食事でしか摂取できません。
野菜だけでなく、魚もバランスよく食べるようにしましょう。
緑茶
緑茶にはエピガロカテキンという成分が含まれています。
エピガロカテキンには免疫力を高める働きがあるため、免疫反応を正常に保ちたい場合はおすすめです。
花粉対策をするなら花粉に触れない・持ち込まないことも大切
花粉症対策では、食べ物や飲み物に気を使うだけでなく、花粉に触れない・持ち込まないことも大切です。
ここでは効果的な食事以外の対策方法を紹介します。
外出時はマスクやメガネを着用する
花粉の季節になると屋外の空気中に含まれる花粉の量はとても多くなるため、何もつけずに外出してしまうと簡単に花粉が体内に入ってしまい、症状が悪化してしまいます。
花粉を体内に入れないためには、マスクやメガネがおすすめです。
マスクやメガネをすることで、体内に入るのを防ぐことができます。
帰宅後は洋服やカバンに次亜塩素酸水を使う
いくら外出先で花粉が体内に入らないよう対策していても、屋内に花粉を持ち込んでしまっては意味がありません。
よって、お部屋に入る前に衣類やカバンについた花粉を除去する必要があります。
そんな時におすすめなのが、次亜塩素酸水です。
次亜塩素酸水とは除菌・消臭に効果があると注目されている溶液ですが、除菌・消臭があるだけでなく、花粉対策にも有効です。
次亜塩素酸水にはタンパク質を分解する働きがあります。
そのため、花粉に触れると、花粉に含まれるタンパク質に作用して低減させることができます。
次亜塩素酸水はモノはもちろん、衣類にも使用することができるため、衣類についた花粉を低減させるのに役立ちます。
※衣類や鞄に対して使用する場合は、生地の裏側や袖の内側など見えない部分に試してからお使いください。
衣類に次亜塩素酸水を使う場合はこちらの記事もご参考ください。
壁や部屋内のモノに付着した花粉にも次亜塩素酸水は有効
洋服や持ち物への対策も重要ですが、日常生活を送っているとドアや窓を開けることで花粉が入ってくることもあります。
お部屋に花粉が入ってくると家具や壁等に付着してしまうことがあり、そこから花粉症の症状が引き起こされることもあります。
そんな時にも次亜塩素酸水は大変便利です。
次亜塩素酸水は専用の噴霧器を使えば噴霧することができるので、壁やお部屋に置いてあるものに付着した花粉も低減させることができます。
次亜塩素酸水を噴霧する場合は以下の記事もご参考ください。
※空間噴霧については、メーカーの推奨する利用方法に沿って、ご利用者様の判断のもとご利用ください。
※利用方法または効果については、各メーカーにお問い合わせください。
花粉対策に有効な次亜塩素酸水・ノロックス
食事だけでなく、次亜塩素酸水を使って花粉対策をしたいという場合はノロックスがおすすめです。
次亜塩素酸を主成分としたノロックスは、花粉やダニのふん・しがいなどのアレル物質に含まれるたんぱく質に作用し低減効果を発揮します。
さらにノロックスは、有機物に触れると水に還る性質があるので、花粉がつきやすい衣類やカバンに吹きかけることもできますし、噴霧器を使って空気中で浮遊している花粉にも対策できます。
また、有効性だけでなく、安全性も実証されているのであんしん・安全にお使いいただくことができます。
ノロックスには様々な商品があり、中には洋服に使用できるスプレーとお部屋に使える専用噴霧器、液剤がセットになった商品もあります。
ぜひ、この機会にノロックスをご検討ください。