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加齢臭とはどんな臭い?発生する仕組みや対策方法を徹底解説

体臭というのは自分ではなかなか自覚しにくいことから、加齢臭が発生していても自分では気がつかないことが多いです。
そのため「加齢臭はどんな臭いなのか」「自分には発生していないか」と敏感になっている方も多いかと思います。

加齢臭は、過酸化脂質と皮脂に含まれるパルミトレイン酸が結びついた物質が分解・酸化された際にノネナールという成分を作り出すことで発生する臭いです。具体的には、鼻につんとくる臭いのことを指します。

今回は加齢臭がどのような臭いで、どこから発生しているのか詳しく解説します。
また、記事の後半では加齢臭やその他の臭い対策に有効的な次亜塩素酸水について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.加齢臭とは?
    1. 1.1.加齢臭が発生するメカニズム
    2. 1.2.加齢臭が発生しやすい場所
  2. 2.こんな時は要注意!加齢臭が発生しているかどうかチェック
    1. 2.1.普段使っている枕の臭いをチェックする
    2. 2.2.耳の後ろから臭いがする
    3. 2.3.家族など身近な人から臭いについて指摘された
    4. 2.4.脂っこい食事ばかりを摂っている
    5. 2.5.運動不足である
  3. 3.加齢臭が発生している際の対策方法
    1. 3.1.身体をできるだけ清潔に保つ
    2. 3.2.汗をかいたらできるだけ拭き取る
    3. 3.3.動物性脂質の摂取を控える
    4. 3.4.抗酸化成分が含まれている食材を摂取する
    5. 3.5.適度な運動を習慣化させる
    6. 3.6.衣類や身の回りのものをこまめに洗濯する
  4. 4.寝具や洗えない衣類の加齢臭の対策には次亜塩素酸水がおすすめ
  5. 5.加齢臭で次亜塩素酸水を使うならノロックス


加齢臭とは?

加齢臭とは、その名前の通り年齢を重ねるとともに発生する、鼻につんとくる臭いのことです。
感じ方は個人差があるので、人によっては古本や古い油、ろうそくのような臭いに感じる場合もありますが、どこか不快感のある臭いであることは共通しています。

主に中高年の方に多く発生しており、男性の場合はだいたい40〜60代、女性の場合は閉経して女性ホルモンのバランスが崩れる頃から強くなる傾向があります。

加齢臭が発生するメカニズム

加齢臭の原因は、加齢による皮脂の変化が関係しています。

まず、歳を重ねると

  • 皮脂内に含まれているパルミトレイン酸という成分が増える
  • 年齢とともに抗酸化力(活性酸素を打ち消す能力)が低下

といった2つの変化があります。

つまり、パルミトレイン酸を多く含有した皮脂が抗酸化力の低下によって過酸化脂質になるのですが、その際にパルミトレイン酸と過酸化脂質が触れ合うと酸化反応が起きて、ノネナールという成分が発生します。
まさに、このノネナールこそが加齢臭の原因物質です。


加齢臭が発生しやすい場所

加齢臭は、皮脂に含まれるパルミトレイン酸が過酸化脂質と結びついて酸化・分解されることで発生しています。
よって、加齢臭は皮脂が多く分泌される場所に生じやすいです。

例えば、後頭部や首、耳の後ろ、背中やワキ、胸元などは他の場所に比べて皮脂量が多く、加齢臭が発生しやすいとされています。


こんな時は要注意!加齢臭が発生しているかどうかチェック

加齢臭はなかなか自分では気が付きにくいものですが、発生しているかチェックすることは可能です。ここでは加齢臭が発生しているかのチェック方法を解説します。

普段使っている枕の臭いをチェックする

後頭部と接する時間が長くて髪の毛で蒸れやすい枕には加齢臭がつきやすいです。よって枕の臭いを嗅ぐことで加齢臭が発生しているかチェックすることができます。
自分で嗅いでも分からない場合は家族にチェックしてもらうと良いでしょう。

耳の後ろから臭いがする

耳の後ろは加齢臭が発生しやすい場所でありながら、ついついお風呂で洗うのを忘れてしまう箇所です。加齢臭が残ってしまうことが多いため、耳の後ろをタオルで擦ってその臭いをかげば加齢臭があるかどうかわかることがあります。

家族など身近な人から臭いについて指摘された

家族や友人など身近な人から臭いについて指摘された場合も加齢臭が発生している恐れがあります。聞くのに抵抗があるかもしれませんが、どんな臭いなのか詳しく聞いて対策すると良いでしょう。
また、加齢臭がある場合は家族に相談して食生活を変えてもらったりするのも効果的です。

脂っこい食事ばかりを摂っている

焼肉やマヨネーズ、とんかつなど脂っこい食事が多かったり、極端に野菜が少なかったりすると、栄養バランスに偏りが生じてしまって、加齢臭が発生しやすくなってしまうことがあります。

運動不足である

適度に運動をしていないと新陳代謝が促されず、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
皮脂量が多くなると過酸化脂質も多くなり、ノネナールが多く発生してしまいやすくなります。


加齢臭が発生している際の対策方法

加齢臭が発生している場合、できるだけ臭わないように何か対策をしたいと考える方は多いかと思います。加齢臭がある際には以下のようなことが効果的です。

身体をできるだけ清潔に保つ

加齢臭が発生している場合はとにかく身体を清潔に保つことが必要です。
お風呂はシャワーで済ませるのではなくできるだけ湯船を張って浴槽に浸かるようにし、毎日身体と頭を洗うようにしましょう。

また、お風呂に入るタイミングも大切です。
寝る前だけでなく、出かける前にもお風呂に入ることで寝ている間の汗や皮脂を流せるため臭いが気になりにくくなります。

汗をかいたらできるだけ拭き取る

汗自体に臭いはないものの、汗をかくと皮膚にいる雑菌(皮膚常在菌)が嫌な臭いの成分を生成してしまうため、汗をかいたらこまめに拭き取ることが大切です。

また、特に夏場に多いですが、汗をかくと加齢臭が汗の臭いに混じってより不快な臭いになってしまうこともあるので、汗はしっかりと拭き取りましょう。
特に、首・耳の後ろ・背中・ワキ・胸元は汗をかきやすいので、念入りにケアすることが大切です。

動物性脂質の摂取を控える

動物性脂質は、肉の脂身・ベーコン・卵・チーズ・バター・チョコレートなどに多く含まれている脂質のことで、多く摂取すると皮脂の分泌量が多くなってしまうため加齢臭が発生しやすくなります。

加齢臭が気になる場合は動物性脂質が含まれている食材の食べ過ぎに注意し、バランスのよい食事を取るよう心がけることが大切です。

抗酸化成分が含まれている食材を摂取する

加齢臭は過酸化脂質にパルミトレイン酸が結びついて分解・酸化が起こることで発生します。よって、ビタミンCやビタミンE、カテキンやポリフェノールなどの抗酸化成分を多く含む食材を積極的に摂取するとよいです。


具体的には、アーモンド・落花生・枝豆・かぼちゃ・にんじん・オレンジ・みかん・レモン・キウイ・イチゴ・さつまいも・じゃがいも・ブルーベリー・大豆・緑茶などがおすすめです。

適度な運動を習慣化させる

運動と加齢臭は一見すると関係がなさそうにも思えますが、運動をすることで肌の新陳代謝が促されて皮脂の過剰分泌が抑えられるので、加齢臭対策に効果的です。

運動にも様々な種類がありますが、中でも効果的なのが有酸素運動です。
有酸素運動には、血流を促して肌の新陳代謝を活性化させる働きがあるので、加齢臭が気になる場合は水泳・ジョギング・ウォーキング・サイクリングなどの有酸素運動を習慣化するとよいです。

衣類や身の回りのものをこまめに洗濯する

加齢臭が発生している場合、衣類や身の回りのもの(枕カバー・シーツ・タオルなど)はこまめに洗濯して臭いをとるようにしましょう。こまめに洗濯しないと繊維に臭いが染み込んで取れなくなってしまいます。

臭いが取れなくなってしまった場合は、洗面器にアルカリ性の洗剤を溶かした40℃〜50℃のお湯を貯めて、加齢臭がついてしまった洗濯物を30分ほどつけ置きします。
臭いがきつい部分にはあらかじめ酸素系漂白剤を直接吹きかけておくと効果的です。

つけ置きが終わったらあとはいつも通り洗濯すれば、加齢臭を取ることができます。


寝具や洗えない衣類の加齢臭の対策には次亜塩素酸水がおすすめ

TシャツやYシャツなど手軽に洗えるものはつけ置きしてから洗濯すれば加齢臭が取れますが、寝具を定期的に洗うのは大変ですし、そもそもコートやニットなど洗濯機でお手入れできない衣類の場合、加齢臭対策が難しいですよね。

そんな時におすすめなのが次亜塩素酸水です。
次亜塩素酸水とは、高い除菌力を備えている弱酸性の溶液で、現在では、医療現場をはじめ、保育施設や商業施設など様々な場所で除菌アイテムとして活用されています。
しかし、次亜塩素酸水の効果は除菌効果だけではありません。


次亜塩素酸水には、臭いの原因物質を分解して消臭する効果があり、様々な臭いに効果を発揮します。
例えば、アンモニアによる排泄物の臭いや硫化水素・メチルメタンによる生ゴミ臭、アセトアルデヒド・硫化水素が引き起こすタバコ臭などに効果があります。
また、ほかにもペット臭や食べ物臭、汗の臭いや体臭にも効果があり、色々なものの消臭に活用することができます。

もちろん、加齢臭などの体臭もあるので、加齢臭の対策アイテムにもぴったりです。


次亜塩素酸水であれば、毎日スプレーを吹きかけるだけで臭いを対策できるので、洗濯に比べて手間がかかりません。こまめに洗うのが大変な寝具や洗えない衣類の加齢臭を消臭したい場合は次亜塩素酸水を取り入れてみるとよいでしょう。
※なお、次亜塩素酸水を使用すると色落ちの可能性があるので、使用する前には見えない裏地などでチェックしてから使いましょう。


加齢臭で次亜塩素酸水を使うならノロックス

次亜塩素酸水にはいろいろな種類がありますが、加齢臭対策に使用するのであればノロックスがおすすめです。

次亜塩素酸水の効果は溶液内に含まれる次亜塩素酸に左右されますが、ノロックスは次亜塩素酸が最も多く含まれるpH5.8~6.2の弱酸性になるよう液剤を調整しています。
そのため、消臭効果がとても高く、加齢臭に対しても大きな効果を発揮します。

また、消臭効果が高くなるよう液剤を調整するだけでなく、ノロックスは第三者機関に依頼して評価試験を実施して効果をきちんとチェックしています。


薬機法に抵触する恐れがあるので、試験結果については公表を控えますが、試験項目については以下のページで詳しく解説しています。

  ノロックスの評価試験について|ノロックス 弱酸性次亜塩素酸水 norox(ノロックス)の評価試験について。 norox(ノロックス) | 次亜塩素酸水でインフルエンザウイルス・ニオイを低減する除菌消臭ミスト


ノロックスには様々な商品がありますが、寝具や衣類の加齢臭対策に使用するのであればスプレータイプがおすすめです。

例えばこちらの「パウチスプレーセット(100ppm)」はスプレーボトル3本と液剤4本、希釈に使える計量カップがセットになっています。

大きいスプレーボトルは自宅用、小さなスプレーボトルは外出用と使い分けることができるので、いつでもどこでも加齢臭対策がおこなえます。
また、希釈の必要がない100ppmなので、届いた瞬間から使えるのも魅力的です。

【パウチスプレーセット(100ppm)】の詳細はこちら

※使用する前は生地の裏側や袖の内側など見えない部分に吹きかけて色落ちしないかどうかチェックしてから使用しましょう。


「ノロックスについてもう少し詳しく知りたい」
「加齢臭対策以外の用途についても気になる」
という方には以下の記事をご用意しております。

  次亜塩素酸水とは?安全性や効果からおすすめの使い方まで徹底解説 次亜塩素酸水とは、人の体内で生成されている次亜塩素酸を主成分とした溶液のことで除菌・消臭・アレルギーを引き起こすタンパク質の低減効果があります。今回は次亜塩素酸水とは何なのか、特徴や性質、使い方などを分かりやすく解説します。 norox(ノロックス) | 次亜塩素酸水でインフルエンザウイルス・ニオイを低減する除菌消臭ミスト

こちらの記事ではノロックスの特徴はもちろん、利用シーンや使用するメリットをより詳しく解説しています。
ノロックスが気になるという方はぜひチェックしてみてください。

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