おむつの臭いを防ぐおすすめの捨て方と臭い対策を徹底するアイテムを解説
使用済みのおむつは臭いが強いため、ちゃんとゴミ箱に捨てていても、臭いが気になってしまうことがあります。
赤ちゃんと暮らしている方の中には、
「ちゃんと処理しているのに臭いが気になる」
「おむつの臭いをどうにかしたい」
と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アンモニアや悪玉菌によって引き起こされるおむつの嫌な臭いを防ぐには、まず正しい方法で捨てることが大切です。
その上で、消臭対策をすることでおむつの臭いは防ぐことができます。
消臭方法としては、
- ふた付きのゴミ箱に捨てる
- 新聞紙やビニール袋にくるむ
- 消臭剤として使えるものと一緒に捨てる
- 次亜塩素酸水のスプレーを使う
といったことが挙げられます。
今回の記事では、おむつの臭いの原因やおすすめの捨て方、臭いが気になる時の対策方法を解説します。
目次[非表示]
- 1.おむつの臭いは2種類ある
- 1.1.アンモニアによる臭い
- 1.2.便に含まれる悪玉菌による臭い
- 2.臭いを防ぐおむつの捨て方
- 3.おむつの臭いが気になる場合の対策方法
- 3.1.ふた付きのゴミ箱に捨てる
- 3.2.新聞紙やビニール袋にくるんで捨てる
- 3.3.消臭剤として使えるものを入れておく
- 3.3.1.活性炭
- 3.3.2.ドリップ後のコーヒー豆
- 3.3.3.日本茶のお茶っぱ
- 3.4.消臭スプレーを使う
- 3.4.1.おむつ用消臭スプレーの選び方
- 4.おむつの臭い対策ならノロックス
おむつの臭いは2種類ある
使用済みのおむつからプーンと漂う嫌な臭い。
この臭いを防ぎたいのであれば、まず臭いの種類と原因を知ることが大切です。
使用済みのおむつの臭いは、大きく分けて尿に含まれるアンモニアが原因のものと、便に含まれる悪玉菌によるものの2種類に分けられます。
アンモニアによる臭い
おむつの臭いとしてまず挙げられるのが、アンモニアによるツーンとした独特の臭いです。
なぜアンモニアによる臭いが発生するのかには、尿に含まれる成分の1つである尿素が関係しています。
人間の体内で消化活動が行われるとアンモニアが発生しますが、発生したアンモニアは肝臓で尿素に作り替えられます。
尿素はもともと無臭の物質ですが、尿素がおむつに付着するとバクテリアによって成分が分解され再びアンモニアが発生します。
そのため、尿がおむつについてしまうと、ツーンとしたアンモニアの臭いが発生してしまうのです。
便に含まれる悪玉菌による臭い
おむつの臭いにはアンモニアによるものだけでなく、便に含まれる悪玉菌による臭いもあります。
人間の腸内には善玉菌と悪玉菌の2つがありますが、腸内に悪玉菌が増えると、善玉菌が多かった時に比べて便の臭いがきつくなります。
これは大人だけでなく赤ちゃんも同じで、母乳・ミルクから離乳食に切り替えると、赤ちゃんの腸内環境が変化し悪玉菌が増えてしまうため、離乳食になった途端に便による臭いに悩まされることが多くなります。
臭いを防ぐおむつの捨て方
おむつの臭いが外に漏れるのを防ぐには次の2点を徹底するのが良いです。
- 付着している便はトイレに流す
- コンパクトにまとめる
この2つに注意するだけでもかなり臭いは防げます。
おむつの捨て方①付着している便はトイレに流す
おむつを捨てる際、便がついたままだとより臭いが強くなるうえ、数日経って便が腐敗するとよりきつい臭いになってしまいます。
そのため、おむつを捨てる前にできるだけ便を取り除いてトイレに流すようにしましょう。
おむつの捨て方②コンパクトにまとめる
おむつの臭いを防ぐには、捨てる時にできるだけコンパクトにまとめて臭いを封じ込めることが大切です。
汚れている部分を内側にして手前からくるくると丸めて、おむつについているテープで広がらないようしっかり止めます。
おむつの臭いが気になる場合の対策方法
先述した方法でおむつを捨てればある程度、臭いが防げます。
しかし、それでも微かに臭いが気になってしまうことがあるでしょう。
より徹底して消臭したい場合は、
- ふた付きのゴミ箱に捨てる
- 新聞紙やビニール袋にくるむ
- 消臭剤として使えるものと一緒に捨てる
- 次亜塩素酸水のスプレーを使う
などの消臭対策が有効です。
ぜひこちらも合わせて実践してみてください。
ふた付きのゴミ箱に捨てる
ゴミ箱にフタがついていない場合、臭いを閉じ込めることができないため、周囲に臭いが漏れてしまうことがありますが、フタがついているゴミ箱なら、臭いを閉じ込めておくことができるので、臭ってしまうのを防ぐことが可能です。
もし、フタがついていないゴミ箱におむつを捨てている場合は、おむつ用にフタがついたゴミ箱を用意することで臭い対策が可能です。
新聞紙やビニール袋にくるんで捨てる
新聞紙に使用されているインクには、臭いを吸着する効果があるカーボン(炭)が含まれています。
吸着とは、固体に気体が接する際に、固体の表面に気体の一部が引きつけられることを指しており、臭いを含んだ空気がインク中カーボンの表面に引きつけられることで、周囲に臭いが漏れるのを防げるのです。
また、ビニール袋も臭い対策には効果的です。
ビニール袋におむつを入れて硬く口を縛れば、ビニール袋内に臭いを封じ込めることができます。
消臭剤として使えるものを入れておく
ゴミ箱におむつを捨てる時に、消臭剤として使えるものを一緒に入れておけば臭いが漏れるのを防ぐことができます。
消臭剤として使えるものには
- 活性炭
- ドリップ後のコーヒー豆
- お茶っぱ
といったものが挙げられます。
活性炭
活性炭とは、無数の細かい穴が空いた消臭剤の定番のアイテムです。
通常の炭に比べて多くの空気を取り込めるようになっているため、臭いの吸着効果が高いのが特徴です。
ドリップ後のコーヒー豆
ドリップ後のコーヒー豆はとても消臭効果が高く、活性炭と比べて約2〜5倍の効果があると言われています。
消臭効果が高い理由としてはまず、ドリップ後のコーヒー豆の構造が関係しています。
ドリップ後のコーヒー豆は活性炭と同じく、無数の細かい穴が空いた多孔質構造なので臭いを吸着することが可能となっています。
また、ドリップ後のコーヒー豆に含まれる水分がアンモニアを溶解する上に、アンモニアに触れると中和反応が起きることから、尿によって引き起こされるアンモニアの臭いに大きな効果を発揮するのも理由の1つです。
コーヒー豆の消臭力については以下の記事でも解説しています。
こちらもぜひご参考ください。
日本茶のお茶っぱ
日本茶の茶葉には消臭成分の1つであるカテキンが含まれています。
カテキンには、臭いの成分と結合して中和する働きや、原因となる菌を殺菌する働きがあります。
よって、おむつと日本茶を一緒に捨てることで、消臭効果が期待できます。
消臭スプレーを使う
ドラックストアやホームセンターなどでは、おむつの臭い対策に効果的な消臭スプレーも販売されています。
これまで色々な方法を解説してきましたが、おむつの臭い対策を考えているなら、消臭スプレーがおすすめです。
消臭スプレーの良いところは、自宅で使えるだけでなく、外でも使用できる点です。
特に、現在は使用済みのおむつを外出先で処分できないことも多く、変えた後袋に入れてカバンにしまっておくということも多いでしょう。
カバンにおむつをずっと入れておくと、嫌な臭いが移ってしまうことがありますが、消臭スプレーがあればサッと手軽に消臭できるので、いつでもどこでも何にでも臭い対策が可能です。
おむつ用消臭スプレーの選び方
消臭スプレーには色々な種類があってどれが良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。その際、おすすめなのが次亜塩素酸水を使ったスプレーです。
次亜塩素酸水とは、医療現場や介護・保育施設、公共施設などで使用されることが多い溶液です。
感染症の影響から除菌アイテムとして使われることが多いですが、次亜塩素酸水には臭いの原因物質を分解して消臭する働きがあります。
よって、消臭効果がとても高くおむつの臭い対策にも大きな効果を発揮します。
また、次亜塩素酸水はおむつの臭い対策に使えるだけでなく、おもちゃやぬいぐるみを消臭したり、ベビー用品を除菌したりするのにも使用できます。
1つで色々なアイテムに活用できるので非常に便利です。
おむつの臭い対策ならノロックス
ノロックスは、pH5.8〜6.2の弱酸性になるよう厳密に調整された次亜塩素酸水で、オフィスをはじめ、認定こども園や介護施設、フィットネスクラブなどで導入されています。
有効性と安全性が第三者機関にて実証されており、赤ちゃんがいるご家庭でもあんしん・あんぜんにご使用いただけます。
様々なタイプの商品をご用意しておりますが、「おむつの臭い対策がしたい」という方におすすめなのが、「ノロックス フレアソルミストスプレーお試しセット」です。
こちらのセットは、補充用の液剤2Lパウチ1本・330mlのスプレー・50mlミニスプレーボトル・計量カップがセットになっています。
持ち歩きに便利なミニサイズのスプレーボトルもセットになっているので、出先でおむつの臭い対策をしたいという方にはぴったりです。
ぜひ、おむつの臭い対策に次亜塩素酸水のスプレーを使いたいと考えている方はチェックしてみてください。
また、ノロックスには「ノロックス フレアソルミストスプレーお試しセット」以外の商品もございます。他の商品もみてみたいという場合は以下のページで紹介しています。