クラスター感染を防ぐ!スポーツジムのウイルス対策に必要なこととは?
国内の複数地域で数多くの感染者が報告されている新型コロナウイルス。
厚生労働省は、スポーツジム・屋形船・ビュッフェスタイルの会食・雀荘・スキーのゲストハウス・密閉された仮設テントなどでは、1人の感染者が複数に感染させた事例が報告されているとして「換気が悪い」「人が密に集まって過ごす空間」「不特定 多数の人が接触するおそれが高い場所」が特に集団感染が発生しやすいと、注意を呼びかけています。
出典:「新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf)
この様な発表を受け、一部営業を休止するなどの対応をとっている施設も多いそうです。
そこで今回は、集団感染が発生しやすいとされるスポーツジムでのウイルス対策はどのような方法があるのかご紹介いたします。
換気を行う
十分に換気が出来る施設の場合
窓を開け換気をこまめに行いましょう。
部屋の換気は5分〜10分で十分効果的と言われています。大切なのはこまめに換気することです。1〜2時間に1回は窓を開け換気を行いましょう。
窓の開閉や換気扇を使用しても空気が動きにくい箇所やよどんでしまう場所が出てきます。
このような箇所には扇風機やサーキュレーターを使用し、施設全体の換気が出来る様にしましょう。
十分に換気ができない施設の場合
空気清浄機や換気扇を使って空気を循環させる方法もありますが、ノロックス(次亜塩素酸水)を使って空間を洗う方法もオススメです。
ノロックスは次亜塩素酸水を利用しています。
ノロックス(次亜塩素酸水)は空間に漂うウイルス・菌や汗などのニオイの元に反応し、ウイルス・菌やニオイの元を分解・消臭してくれます。そのため、少ない空気の入れ替えでもより快適な空間にする事が可能です。
例えば、ノロックス(次亜塩素酸水)はインフルエンザウイルスを15秒以内に不活性化させることができます。
不特定多数の人が触れる場所の除菌やウイルス除去
スポーツジムではウエイトマシン・ランニングマシン・ストレッチ器具・ヨガマットなどに加え、ロッカーやトイレ、シャワールームなどの共用スペースも多くあり、スタッフがこまめに除菌やウイルス除去を行うことが難しくなってしまいます。
そのため、入口やマシンエリアなど、より多くの場所で除菌やウイルス除去を呼びかけ、会員の方一人ひとりに注意を払っていただき、自分自身でも除菌やウイルス対策を行って頂く必要があります。
ノロックス(次亜塩素酸水)を使っての除菌・ウイルス除去
ウエイトマシンなどに吹きかけ、ペーパータオルで拭き取って下さい。
ノロックス(次亜塩素酸水)はアルコールと違って揮発性がないため、しっかりと拭き取る必要があります。一方で、ウエイトマシンなどに使われている合皮などの素材を痛める心配がなく、安心してご利用いただけます。
さらに、ノロックス(次亜塩素酸水)には除菌やウイルス除去だけでなく消臭の効果もあります。
会員の方はウイルス感染のリスクを下げられるだけでなく、ニオイが気になるマシンでトレーニングをしないといけないストレスを軽減することもできます。
汗拭き用のタオルにも要注意
インフルエンザなどのウイルスは、衣類や紙のように凹凸の多い表面では8〜12時間生存しています。そのため、汗拭き用タオルなどの扱いにも注意が必要です。
個人のタオルはなるべく共用の場所に置かないようにし、顔などを拭く面を清潔な状態にしておく必要があります。
また、マシンの汗拭き用として共用タオルを設置することは避けましょう。
アナウンスを徹底する
ジム利用者のために施設が実施している除菌やウイルス除去の方法を掲示し、安心してジムを利用していただける環境であることを提示しましょう。
また、感染予防のためのご理解、ご協力をいただく事も大切です。
マスクをしている人が殆どいないスポージムだからこそ、体調が優れない時の利用を控えていただき、咳エチケットや手洗いうがいの徹底をしていただくように呼びかけを行いましょう。
基本的なウイルス対策方法についてはこちらの記事をご覧下さい。
まとめ
1)換気を行う
2)不特定多数の人が触れる場所の除菌やウイルス除去
3)アナウンスを徹底する
不要な外出を止め、家に引きこもりがちになってしまっている方も多いと思いますが、せっかくスポーツクラブに足を運んでいただいた会員の方には心地よく身体を動かしていただきたいですよね。
除菌やウイルス除去に対する意識を高め、スタッフができる事、会員の方一人ひとりができることを実践し、快適な空間を作っていきましょう。