Tシャツが汗臭くなるのはなぜ?原因と汗臭さをなくす5つの方法
夏場は特に汗によってTシャツが汗臭くなってしまうことが多いですが、汗というのは本来ほぼ無臭です。にも関わらず、汗をかくとTシャツやYシャツなど身につけている衣類が臭くなってしまうのはなぜなのでしょうか。
汗臭さの原因は汗そのものではなく、肌や衣類にいる雑菌にあります。
雑菌が汗を分解した際に臭いの原因成分を作り出してしまうことで、汗臭くなってしまうのです。
そのため、汗臭さをなくすためには、肌や衣類にいる雑菌への対処が欠かせません。
今回の記事では、Tシャツが汗臭くなる原因と汗臭さが気になる際の対処方法について解説します。
目次[非表示]
- 1.Tシャツが汗臭くなるのはなぜ?
- 2.Tシャツに発生する汗の臭いをなくすための方法
- 2.1.肌を清潔に保つ
- 2.2.衣類を除菌する
- 2.2.1.煮沸して除菌する
- 2.2.2.酸素系漂白剤につけ置きして除菌する
- 2.2.3.次亜塩素酸水を使って除菌する
- 2.3.洗濯槽を掃除する
- 2.4.風通しの良い場所で干す
- 2.5.乾燥機を使用する
- 3.Tシャツの汗の臭い対策におすすめ「ノロックス」とは?
Tシャツが汗臭くなるのはなぜ?
「汗をかくと臭う」というイメージがあるので、汗そのものに嫌な臭いのイメージがあるかもしれませんが、実は汗はほとんど無臭です。
にも関わらず、汗をかくとTシャツが汗臭くなってしまうのは、次の2つの原因が考えられます。
肌にいる細菌によって臭いが作り出される
汗や汚れが肌にずっと付着しているとそれらをエサとして細菌が発生します。
細菌が発生した状態で汗をかくと、細菌が皮脂やアカと混ざった汗を分解してしまい、汗臭さの原因である成分を作り出してしまいます。
そのため、ほぼ無臭にも関わらず汗の臭いが気になるようになってしまうのです。
Tシャツにいる細菌によって臭いが作り出される
細菌がいる可能性があるのは、肌だけではありません。
Tシャツについた皮脂や汗がしっかり落ちていなかったり、Tシャツが長い時間生乾きの状態だったりすると、細菌が繁殖している場合があります。
Tシャツに細菌が繁殖していると、汗がついた時に臭いの原因である成分を作り出してしまいます。
Tシャツに発生する汗の臭いをなくすための方法
Tシャツに発生する汗の臭いをなくすのにいくつか効果的なことがあります。
肌を清潔に保つ
まず大切なのが、肌を清潔に保つことです。
汚れてしまっていたりアカが溜まってしまっていたりすると、細菌が発生してしまいやすくなります。
お風呂には毎日入り、肌を清潔に保つようにしましょう。
衣類を除菌する
衣類に菌が発生している場合は除菌が欠かせませんが、除菌方法にはいろいろな方法があります。ここでは代表的な方法を3つ紹介します。
煮沸して除菌する
1つ目が衣類を煮沸消毒する方法です。
細菌は熱に弱いため、熱湯の中に入れれば除菌することができます。
煮沸消毒する際は沸騰した熱湯の中に衣類を5分ほど入れたのち、脱水をかけてから風通しの良い場所に干します。
ただし、煮沸消毒する際は火傷に気をつけなければなりませんし、デリケートな素材でできた衣類は熱によって傷んでしまう恐れがあります。
酸素系漂白剤につけ置きして除菌する
2つ目が酸素系漂白剤を使う方法です。
酸素系漂白剤とは、除菌・染み抜き等に効果のある漂白剤で、消臭効果もあるので、汗の臭いが強い場合は効果的です。
お湯に酸素系漂白剤を溶かして衣類をつけ置きし、その後いつも通り洗濯すれば、汗臭い臭いをなくすことができます。
次亜塩素酸水を使って除菌する
3つ目が次亜塩素酸水を使う方法です。
次亜塩素酸水とは、医療現場の除菌用成分である次亜塩素酸を主成分とした溶液です。とても高い除菌力を備えていることから感染症を防ぐために使われることが多いですが、Tシャツに繁殖してしまった雑菌の除菌にも使用することができます。
次亜塩素酸水を使って細菌を除菌する際は2通りの使い方があります。
まず、Tシャツに吹きかけて除菌する方法です。
Tシャツを干した後、スプレーボトルに入れた次亜塩素酸水を吹きかけることで、汗の臭いを発生させる細菌を除菌します。
洗濯槽を掃除する
せっかくTシャツを除菌しても、洗濯槽にも細菌が発生していると、再びTシャツに細菌が発生してしまうことになりかねません。
洗濯槽も定期的にお手入れする必要があります。
洗濯槽をお手入れする際にも次亜塩素酸水は使用できます。
スプレーボトルに入れた次亜塩素酸水を吹きかけて、綺麗な布で水分を拭き取っていくことで洗濯槽に繁殖した細菌を除菌できます。
また、次亜塩素酸水の他には重曹も効果的です。
重曹を溶かした水で絞った布で洗濯槽を拭くことで臭い対策ができます。
風通しの良い場所で干す
洗濯物が長時間湿ったままになってしまうと、その間に菌が繁殖してしまうため、できるだけ風通しの良い場所に干して早く乾かせることも重要です。
また、なるべく早く乾かすには洗濯物どうしの間隔を10cm〜15cm程離しておきましょう。
風の通り道ができるので、湿った空気が滞留せず洗濯物の水分が早く蒸発するようになります。
乾燥機を使用する
時間をかけずに乾かすには乾燥機を使用するのも1つの方法です。
洗濯物の厚みや量にもよりますが、コインランドリーの乾燥機ならだいたい30〜40分で洗濯物を乾かすことができます。
Tシャツを乾燥機で乾かす場合は、中温(62〜70℃)がおすすめですが、デリケートな素材でできているTシャツの場合は縮んでしまう恐れがあるので低温(53〜60℃)で乾かすとよいです。
Tシャツの汗の臭い対策におすすめ「ノロックス」とは?
ノロックスとは、除菌アイテムとして保育施設やオフィスなどに導入されている次亜塩素酸水です。
とても高い除菌力を有していますが、効果は除菌だけにとどまらず、消臭アイテムとして使用することもできます。
体臭をはじめ様々な臭いに作用し、汗の臭いにも効果を発揮することから、フィットネスクラブにも導入されています。
実際に導入いただいたフィットネスクラブでは「今まで消しきれなかった臭いが消えた」というお声をいただいております。
汗の臭いに対しても十分効果を発揮するので、Tシャツが汗臭いと悩んでいる方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
ノロックスでは、用途に合わせてご使用いただけるよう様々な商品をご用意しております。
中でもTシャツの汗臭さにお悩みの方におすすめなのが、「20Lボックススプレーセット(200ppm)」です。
20Lの液剤とスプレーボトル3本、希釈に便利な計量カップがセットになっています。
スプレーボトルに入れればTシャツに吹きかけて使えますし、洗面器に入れればつけ置きにも使用できます。
また、この量であれば洗濯槽のお掃除にも活用できるのでとてもおすすめです。
※使用する前は生地の裏側や袖の内側など見えない部分に吹きかけて色落ちしないかどうかチェックしてから使用しましょう。
ノロックスは汗の臭いを消臭するだけでなく、他にもカビ予防や花粉対策などにも活用することができます。
具体的な活用シーンやノロックスを利用するメリットなどは以下の記事で詳しく解説しています。
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