新聞紙には消臭効果がある?新聞紙の消臭効果の高さや使い方
テレビやメディアなどでたまに新聞紙が消臭アイテムとして取り上げられることがありますが、「新聞紙が消臭アイテムとして使えるのは本当?」と疑問に思っている方は結構多いかと思います。
新聞紙で消臭と聞いてもいまいちピンとこないかもしれませんが、実は新聞紙に使用されているインクと紙にはそれぞれ消臭に役立つ働きがあります。
そのため、新聞紙を活用することで色々な気になる臭いを消臭することが可能です。
今回は新聞紙で消臭ができるメカニズムと新聞紙を使った効果的な消臭方法を解説します。
目次[非表示]
- 1.新聞紙に消臭効果がある理由とは?
- 2.新聞紙はどんな臭いに対して作用するか
- 2.1.雑菌の繁殖による悪臭
- 2.2.食べ物の臭いや生ゴミの臭い
- 2.3.タバコの臭い
- 3.新聞紙を使った消臭方法5選
- 3.1.靴の消臭に使用する
- 3.2.下駄箱やタンスに敷く
- 3.3.本の消臭に使う
- 3.4.カバンの中の消臭に使う
- 3.5.ゴミ箱やゴミの消臭に使う
- 4.サッと手軽に消臭をしたいなら次亜塩素酸水
- 5.ノロックスはあんしん・安全に使える次亜塩素酸水
新聞紙に消臭効果がある理由とは?
新聞紙には消臭効果があると言われていますが、その理由は新聞紙に使用されているインクと紙にあります。
新聞紙のインクには臭いを吸収する働きがある
新聞紙に使用されているインクにはカーボンが含まれています。
カーボンとはいわゆる炭のことで、炭には臭いの成分を吸い込んで取り去って(吸着して)消臭する効果があります。
例えば、活性炭(消臭効果を高めるために無数の細かい穴を空けた炭)は消臭アイテムの定番です。
新聞紙はほぼ全面にインクが使われているためカーボンが含まれている部分が多く、その分消臭効果が高くなっています。
新聞紙に使用されている古紙には水分を吸い取る働きがある
新聞紙に使われている紙は木材の繊維が原料で、木材の繊維はセルロースという食物繊維でできています。
セルロースは隙間が多い構造になっており、水分が多い環境下では水分を吸い取る働きがあります。
このセルロースが持つ水分を吸収する働きが新聞紙の消臭効果を高めています。
というのも臭いというのは水分があることで発生することが多いです。
そのため、臭いの原因物質を新聞紙に触れさせる、あるいは臭いの原因物質を新聞紙で包めば、水分が失われて乾燥し、臭いにくくなります。
また、悪臭の中には、靴の嫌な臭いや生乾きの洗濯物の臭いのような雑菌の繁殖が原因のものもあります。
新聞紙は水分を吸い取ることに長けているので、湿度の高い場所におけば湿度が下がり、悪臭の原因となりうる雑菌の繁殖を防ぐことができます。
新聞紙が持つ消臭効果については以下の論文でも紹介されています。
※論文の7ページに日本語で要旨が記載されています。
[参考]Deodorization by Some Wastes of Daily Life
新聞紙はどんな臭いに対して作用するか
新聞紙は、様々な臭いに対して効果を発揮します。
雑菌の繁殖による悪臭
まず挙げられるのが、雑菌の繁殖による悪臭です。
例えば、靴の嫌な臭いなど、雑菌が繁殖したことで嫌な臭いがついてしまうことがあります。
この場合、湿度を低くすれば雑菌の繁殖が抑えられるので臭いを防げますが、新聞紙は水分を吸い取ることに長けているので、湿度を低くして雑菌の繁殖を防ぐことができます。
食べ物の臭いや生ゴミの臭い
次に、食べ物の臭いや生ゴミの臭いが挙げられます。
新聞紙のインクには臭いの吸着を得意とする炭が使われており、ほぼ前面にインクがついているため、食べ物の臭いや生ゴミの臭いも消臭できます。
タバコの臭い
また、タバコの臭いにも効果的です。
新聞紙のインクに含まれる炭は食べ物の臭いや生ゴミの臭いだけでなく、染み付いてしまったタバコの臭いにも効果を発揮します。
新聞紙を使った消臭方法5選
消臭アイテムとして優れた新聞紙ですが、どのように活用したら良いか気になっている方も多いでしょう。
ここでは新聞紙を使った消臭方法を5つご紹介します。
靴の消臭に使用する
新聞紙を靴の消臭に使う場合は、丸めた新聞紙を詰めて一晩置いておくと良いです。丸めた新聞紙が雑菌による臭いを消臭してくれます。
また消臭するだけでなく、靴の内部に付着してしまった汗などの水分を吸い取る働きもあるので、雑菌が繁殖しにくい環境を作ることも可能です。
下駄箱やタンスに敷く
タンスの底や下駄箱の各段に新聞紙を隙間なく敷いて置くことで、下駄箱やタンス内部の消臭ができます。
また、下駄箱やタンス内部の水分を吸い取る効果もあるので、除湿をして菌が繁殖しにくい環境を作れます。
本の消臭に使う
新聞紙は本の消臭に使うこともできるので、古本がカビの臭い場合やタバコ臭い場合はおすすめです。
本の消臭に新聞紙を使用する場合は、新聞紙を本と同じくらいの大きさにカットして数ページごとに挟んで、最後に大きな新聞紙で本全体を包みます。
本を新聞紙で包んだ後は、2〜3日ごとに新聞紙を取り替えながら2週間ほどその状態をキープすると、かなり臭いを取り除くことができます。
カバンの中の消臭に使う
カバンの中に臭いがこもってしまった場合にも、新聞紙での消臭がおすすめです。新聞紙を一枚づつ丸めてパンパンになるまでカバンに詰めておけば、消臭ができます。
また、カバンを長期間使わずにしまっておく際に、丸めた新聞紙をカバンの中に詰めて、最後に新聞紙でカバンを包んでおけば、臭いをつけずに保存ができます。
ゴミ箱やゴミの消臭に使う
ゴミ箱は生ゴミや食べ物の臭いがこもりやすい場所ですので、新聞紙をゴミ箱に入れておいたり、ゴミを新聞紙で包んでからゴミ箱に捨てたりすると、臭いを吸収してくれるので、ゴミ箱内に臭いがこもりにくくなります。
また、新聞紙には水分を吸収する働きがあるので湿気を吸い取って菌の繁殖を防ぐ効果もあるので臭い予防にもなります。
サッと手軽に消臭をしたいなら次亜塩素酸水
新聞紙を使った消臭はエコでお金もほとんどかかりませんが、消臭アイテムとしては即効性にかけるため、臭いがとれるまでには時間がかかります。
「もっと手早く、手軽に消臭したい」というのであれば、次亜塩素酸水がおすすめです。
次亜塩素酸水とは高い除菌・消臭効果があると注目されている溶液です。特に、消臭効果はとても高く、食べ物の臭いや生ゴミ臭い、人間の体臭、トイレに多いアンモニアによる臭い、タバコの臭い、ペットの臭いなどに対して効果を発揮するため、主に以下の場所やモノに対して使用することが可能です。
◆玄関
下駄箱/靴
◆キッチン
排水溝/ゴミ箱/冷蔵庫
◆リビング
ソファ/クッション/おもちゃ/ぬいぐるみ/赤ちゃん用品/ペット用品
◆寝室
クローゼット/タンス/洋服/布団/枕
◆トイレ
トイレの壁/トイレマット/スリッパ
次亜塩素酸水が持つ消臭効果については以下の記事でも詳しく解説しています。
こちらの記事も合わせてご参考ください。
次亜塩素酸水を使って消臭する場合は、スプレーボトルに入れて使うのがおすすめです。気になるモノや場所に次亜塩素酸水をさっと吹きかけると、臭いの原因物質が次亜塩素酸水によって分解されるので、臭いそのものを根本から消臭します。
使用後は、消臭しきれなかった臭いが残ってしまうこともありませんし、悪臭の上に別の香りをつけて消臭する方法ではないので、臭い戻りもありません。
ノロックスはあんしん・安全に使える次亜塩素酸水
次亜塩素酸水にも色々な商品がありますが、あんしん・安全に使いたいならノロックスがおすすめです。
ノロックスは高い消臭効果と安全性を誇る次亜塩素酸水で、有効性と安全性は第三者機関が行なっている評価試験にてしっかり実証されています。
万が一肌に触れてもあんしん・安全なので、赤ちゃんがいるご家庭やペットと暮らしているご家庭でもご使用いただくことができます。
また、手元に届いてすぐに使えるように、ノロックスにはスプレーボトルと液剤のセットがあります。
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届いてすぐに使えるので、初めて次亜塩素酸水を使う方におすすめです。
ノロックスには他にも様々なセットがあります。
ぜひ、効果の高い消臭アイテムを探しているのであればノロックスをご検討ください。