catch-img

除菌・消毒 ・殺菌の違いとは?ウイルスや菌対策のアイテム選びのコツ

ウイルスや菌を対策するためのアイテムには除菌や消毒、殺菌といった言葉が必ずといって良いほど記載されています。
パッケージを見て、除菌と消毒、殺菌はそれぞれ何が違うのかと疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

除菌は菌やウイルスを取り除いて数を減らすこと、消毒とは病原性がある微生物を死滅あるいは除去すること、殺菌とは細菌やウイルスを殺すことで、それぞれ意味合いが微妙に異なります。

今回はウイルスや菌を対策するためのアイテムで使われることの多い、除菌・消毒・殺菌の定義やそれぞれの違い、また滅菌や抗菌などの用語についても解説します。

目次[非表示]

  1. 1.除菌・消毒・殺菌の定義
    1. 1.1.「除菌」とは菌を取り除くことを指す
    2. 1.2.「消毒」とは病原性微生物のみを無毒化することを指す
    3. 1.3.「殺菌」とはウイルスや菌を殺すことを指す
  2. 2.除菌・消毒・殺菌の大きな違いとは?
    1. 2.1.用語の定義が全く違う
    2. 2.2.用語が使用できる製品が異なる
  3. 3.抗菌・滅菌などの用語が使われることもある
  4. 4.日常的なウイルス・菌対策であれば除菌アイテムで十分
  5. 5.あんしん・安全に使える除菌アイテムなら次亜塩素酸水がおすすめ
  6. 6.次亜塩素酸水を使うならノロックス


除菌・消毒・殺菌の定義

そもそも除菌・消毒・殺菌とはどのような意味があるのでしょうか。

「除菌」とは菌を取り除くことを指す

除菌とは「対象物(手指やモノなど)からウイルスや菌を取り除いて数を減らすこと」を指していますが、様々な分野で使用されている用語のため、各所で定義付けがされています。

例えば、洗剤・石けん公正取引協議会では「物理的、化学的または生物学的作用などにより、対象物から増殖可能な細菌の数(生菌数)を有効数減少させること」、食品衛生法では「ろ過等により、原水等に由来して当該食品中に存在し、かつ、発育し得る微生物を除去すること」と定義されています。

[出典]「洗剤の除菌表示」に関する公正競争規約、施行規則及び解説

[出典]○食品衛生法施行規則及び食品、添加物等の規格基準の一部改正について


また、除菌の場合は対象物からウイルスや菌を取り除くことができれば良いので、死滅させる必要はなく、洗い流したり拭き取ることで数を減らせれば問題ないとされています。
どのくらいのウイルスや菌を取り除くかについても定義付けはされていません。

除菌は医薬品や医薬部外品ではない製品でも使用できる用語なので、スプレーやウェットシートといったウイルスや菌の対策アイテムだけでなく、食器用洗剤や漂白剤など幅広い製品で使用されています。

「消毒」とは病原性微生物のみを無毒化することを指す

普段何気なく使っている消毒という用語には、「感染症を引き起こす微生物(病原性微生物)を減らしたり感染力を無くしたりして無毒化する」という意味があります。

消毒の目的は病原性微生物を無毒化することなので、ウイルスや菌を死滅させて数を減らす以外に、不活性化させて感染力を無くしたり、ウイルスや菌を遠ざけたりすることも消毒にあたります。

消毒は除菌とは異なり、薬機法の対象となる製品でしか使用することができない用語です。よって医療機器や病気の治療に使用される医薬品、病気の予防・衛生に使用される医薬部外品などに記載されています。

「殺菌」とはウイルスや菌を殺すことを指す

殺菌は「ウイルスや菌を殺すこと」を指しますが、どの程度殺せば良いかに明確な定義はありません。
極端な例ですが、全体の10%程度のウイルスや菌を殺すことができれば、そこに90%のウイルスや菌が残っていたとしても殺菌作用があると記載することが可能です。

殺菌も消毒と同じように、薬機法の対象となる製品でのみ使用ができる用語なので、医療機器・医薬品・医薬部外品などで使われています。

また、殺菌は消毒と合わせて殺菌消毒と表記することもありますが、これは消毒の過程でウイルスや菌が殺すという意味で、より消毒の手段を明確にした表現となっています。


除菌・消毒・殺菌の大きな違いとは?

除菌・消毒・殺菌の大きな違いには、主に次の2つが挙げられます。

用語の定義が全く違う

まず、大きな違いとして挙げられるのが用語の定義です。
除菌・消毒・殺菌の定義を簡単に表にまとめると以下のようになります。



このように、除菌・消毒・殺菌では全く意味が異なるため、ウイルスや菌を対策するアイテムを購入する際は目的に合わせて選ぶ必要があります。

例えば、ウイルスや菌を取り除くだけでしたら「除菌」と記載されている製品で問題ありませんが、ウイルスや菌を死滅させたいのであれば「殺菌」と記載されているアイテムを選ぶ必要があります。

用語が使用できる製品が異なる

次に除菌・消毒・殺菌の違いとして挙げられるのが、文言が使用できる製品です。

除菌は洗剤・スプレー・ウェットシートなど日用雑貨品で使用されることが多い用語ですが、消毒と殺菌は医療機器・医薬品・医薬部外品など薬機法の対象となる製品でのみ使用が許されています。

よって、消毒作用や殺菌作用がある製品を購入する場合は医薬品・医薬部外品などになります。


抗菌・滅菌などの用語が使われることもある

除菌・消毒・殺菌だけでなく、よく目にする抗菌・滅菌もどんな意味か気になっている方もいるかと思います。

抗菌とは菌の繁殖を防ぐことを指しています。菌を殺したり少なくしたりするのではなく、増えてしまうのを抑制するのが目的で、抗菌の対象は細菌のみと経済産業省は定義しています。

[出典]抗菌加工製品ガイドラインのフォローアップ結果について


一方、滅菌は、医薬品の規格基準書である日本薬局方によると、対象物(モノ)に付着している微生物やウイルスを全て殺すあるいは取り除くことと定義されています。

[出典]第十八改正日本薬局方 全体版


日常的なウイルス・菌対策であれば除菌アイテムで十分

ウイルスや細菌対策ができるアイテムには、除菌・消毒・殺菌・抗菌・滅菌など色々な用語が使われていますが、普段からウイルス・菌への対策に使えるアイテムを探しているのであれば、除菌作用があるアイテムで十分です。


除菌作用があるアイテムは、スプレーやジェル、ウェットシートなど日常的に使えるものが多く使いやすいですし、ウイルスや菌を取り除けさえすればウイルスや菌対策としては十分です。

ウイルスや菌を対策するためのアイテム選びに迷ったら、「除菌」と記載されたものを選ぶと良いでしょう。


あんしん・安全に使える除菌アイテムなら次亜塩素酸水がおすすめ

除菌アイテムといってもいろいろな種類がありますが、そのなかでもおすすめなのが次亜塩素酸水です。

次亜塩素酸水とは人間の体内で生成されている次亜塩素酸を主成分とした溶液のことで、次亜塩素酸には除菌作用があります。
次亜塩素酸の除菌作用はとても強く、様々なウイルスや菌に効果を発揮します。


次亜塩素酸水の魅力は除菌作用だけではありません。
体内で生成されている成分が主成分となっているうえ、液性が人の肌と同じ弱酸性です。
さらに、次亜塩素酸水には植物やたんぱく質などの有機物に触れると水に還る性質があるので、万が一肌に触れてしまっても安全です。

  次亜塩素酸水は本当に水に戻る?次亜塩素酸水の性質と安全性について 除菌・消臭に活用できる次亜塩素酸水には「水に還る(水に還る)性質」があります。今回は、次亜塩素酸水が持つ水に還る性質について詳しく解説。また、安全性や保存方法など、次亜塩素酸水を使う際に役立つ情報もお伝えします。 norox(ノロックス) | 次亜塩素酸水でインフルエンザウイルス・ニオイを低減する除菌消臭ミスト


除菌アイテム選びに迷っているのであれば次亜塩素酸水を検討してみてはいかがでしょうか。


次亜塩素酸水を使うならノロックス

ノロックスとは、一般のご家庭をはじめ、保育施設やスポーツジム、オフィスなど様々な場所に導入されている次亜塩素酸水です。


ノロックスは第三者機関がおこなった各ウイルス不活性化試験や細菌の除菌試験で有効性が認められており、確かな除菌作用があります。
また、第三者機関では安全性に関する試験もおこなっており、あんしん・安全に使えることが実証されています。

試験については以下で紹介しているので、チェックしてみてください。
【参考】ノロックスの評価試験について


また、ノロックスは用途に合わせて商品をご購入できるようになっております。

例えば、次亜塩素酸水をスプレーとして使用したい場合は、スプレーボトル・液剤がセットになっている商品がご購入できます。
専用の噴霧器で次亜塩素酸水を噴霧したい場合は、専用ミスト噴霧器・液剤・スプレーボトルがセットになっている商品がおすすめです。


ノロックスは使い勝手も良いのでぜひ、次亜塩素酸水を探しているのであればご検討ください。

【商品をチェックしたい方はこちら】

ニオイの元から分解消臭するのでニオイ戻りなし。
弱酸性で、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使用可能!手荒れも気にならない。
花粉のお悩みもおさらば!
一般バナー
※すべてのウイルス・菌・ニオイを除去するものではありません。
※ウイルス・菌・ニオイを除去する性質はありますが、実際の効果を保証するものではありません。

月間人気記事ランキング



タグ一覧