次亜塩素酸水は本当に水に還る?次亜塩素酸水の性質と安全性について
次亜塩素酸水は水に還ると言われていますが、次亜塩素酸水を初めて使う場合、本当に水に還るのか、安全なのか疑問に思う方もいるかと思います。
次亜塩素酸水には水に還る性質、正確にいえば有機物に触れるとただの水とわずかの塩に分解される性質があります。
有機物とは、燃えると二酸化炭素が発生する炭素を含む化合物です。代表的なものとして植物や動物などが挙げられます。
水に還る性質は安全性だけでなく次亜塩素酸水の効果に大きく関係しているので、今回は、次亜塩素酸水が持つ水に還る性質や、水に還ることで体への影響はないのかなどについて解説します。
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次亜塩素酸水は水に還るというのは本当?
冒頭でもお伝えしたように、次亜塩素酸水に水に還る性質があるのは本当です。
次亜塩素酸水は有機物(炭素と酸素からなる物質)に触れると溶液の成分が分解されてただの水とわずかな塩になります。
この性質があることから、溶液に残留性がなく、あんしん・安全に使用できると言われています。
水に還る性質がもたらす効果
次亜塩素酸水には、除菌や消臭などへの効果がありますが、これらの効果には水に還る性質が大きく関係しています。
次亜塩素酸水が有機物に触れて分解される際、ウイルスや菌、臭いの元などに作用して分解することから、次亜塩素酸水には除菌・消臭効果があります。
また、ウイルスや菌だけでなく、花粉やダニのフン・死骸に含まれるタンパク質も分解することから、次亜塩素酸水には花粉やダニのフン・死骸の低減効果もあります。
水に還ることで発生する発生する人・ペット・植物への影響
先述したように、次亜塩素酸水は有機物に触れると成分がただの水と塩に分解されるため、モノに付着した際に溶液が残りません。
残留性がないのはとても大きなメリットです。
例えば、次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、モノに付着するとそのまま表面に成分が残留します。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液は強いアルカリ性の溶液なので、残留したまま素手で触れてしまうと、手が荒れてしまうことがあります。
一方、次亜塩素酸水は溶液の成分が残らないので、拭き取る前に触れてしまっても安心です。
有機物に触れてなくても分解することもある
次亜塩素酸水は、有機物に触れなくても紫外線や保存する環境に左右されて分解することがあります。
紫外線によって分解が進む
次亜塩素酸水が持つ特性の1つに紫外線に弱いというのがあり、紫外線に当たると塩素と酸素に分解されてしまって揮発してしまいます。
原理としては水槽で使用する魚用の水を日光に当ててカルキ抜きをするのと同じです。
周囲の環境によって分解が進む
基本的に次亜塩素酸水は安定性が低い非常にデリケートな溶液なので、時間の経過や周囲の温度によって分解されることもあります。
特に見落としがちなのが温度で、5℃の場所と40℃の場所で保管した際の140日後の塩素濃度を比較すると、5℃の場合は4%の減少で済んだのに対して40℃の場合は、20%も減少するという結果も出ています。
次亜塩素酸水の効果を保つためには?
紫外線や時間の経過、保存する環境の温度によって分解されると、実際に使用する前に除菌・消臭などへの効果が失われた状態(失活)となってしまい、本来の効果が発揮できません。
次亜塩素酸水の効果を保つためには、
●使用期限を守ること
●正しい方法で保管すること
の2つが重要です。
使用期限を守る
次亜塩素酸水はデリケートな溶液で必ず使用期限があります。
使用期限を過ぎた次亜塩素酸水はどんどん効果がなくなっていく状態なので、使用期限内のものを使用しましょう。
正しい方法で保管する
次亜塩素酸水では正しい方法で保管することも大切です。
紫外線と高温環境に弱いので、冷暗所で保管することが重要です。
noroxは安心・安全な次亜塩素酸水
水に還る性質のある次亜塩素酸水は、あんしん・安全に使える上、除菌・消臭対策に留まらず、花粉対策やダニ対策、カビ菌対策にも活用することができるので非常に便利です。
「次亜塩素酸水を普段のお掃除や除菌などに使いたい!」という方におすすめなのがnoroxです。
noroxは次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を水で希釈混合した次亜塩素酸水なので、成分が安定しやすく、未開封の状態で冷暗所保存した場合、約1年の有効期限があります。
また、noroxは第三者機関による試験において、有効性や安全性が証明されています。
あんしん・安全にお使いいただけるnoroxをぜひご検討ください。
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