次亜塩素酸水は赤ちゃんにも安全!理由やおすすめの使い方を解説
大人が問題なく使えるモノでも赤ちゃんにとっては刺激になってしまうことから、「高い除菌・消臭効果を持つ次亜塩素酸水は、赤ちゃんのいる家で使っても大丈夫なのか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
基本的に、次亜塩素酸水は大人だけでなく、赤ちゃんにとってもあんしん・安全な溶液なので、赤ちゃんが使うベビー用品やおもちゃなどの除菌・消臭アイテムとして使うことが可能です。
今回は、なぜ赤ちゃんにとってもあんしん・安全なのか、赤ちゃんがいる家庭ではどのように次亜塩素酸水を使うとよいかなどを詳しく解説します。
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赤ちゃんがいる家庭でも次亜塩素酸水は使える
次亜塩素酸水が大人だけでなく、赤ちゃんにとってもあんしん・安全な理由は、次亜塩素酸水の主成分と性質にあります。
主成分が人の体内で生成される成分だから
主成分である次亜塩素酸は、白血球が生成する細胞性免疫の主役物質です。
つまり、次亜塩素酸水は人間の体の中に存在している成分を主成分とする溶液なので、万が一、赤ちゃんが次亜塩素酸水に触れてしまうようなことがあっても、安全に使うことができます。
除菌・消臭効果を発揮したあとは水に戻る性質があるから
次亜塩素酸水には、除菌・消臭の効果を発揮すると素早く水に戻る性質があります。
例えば、次亜塩素酸水を使って赤ちゃんのおもちゃを除菌した場合、ウイルスや細菌に反応してすぐに溶液が分解されて水に戻ります。水分を拭き取ったあとはほとんど成分が残っていないため、万が一すぐに触ってしまってもあんしんです。
アルコール消毒液よりも次亜塩素酸水がおすすめ
除菌といえばアルコール消毒液を使うことも多いですが、赤ちゃんがいる家庭ではアルコール消毒液よりも次亜塩素酸水がおすすめです。
アルコール消毒液は揮発性が高くて残留しませんが、アルコール消毒液が乾く前に赤ちゃんが除菌したモノを舐めてしまうと、少量ですがアルコールを摂取することになります。
他にも、赤ちゃんがアルコール消毒液を誤飲してアルコール中毒を起こす危険性や、肌が弱いと肌荒れを起こしてしまう可能性も考えられるため、アルコール消毒液が赤ちゃんにとって安全とは言い切れません。
また、赤ちゃんは生後3ヶ月を過ぎた頃から、感染症にかかりやすくなるため、ウイルス対策が欠かせません。
次亜塩素酸水とアルコール消毒液を比べると、次亜塩素酸水はアルコール消毒液では除菌できないような強いウイルスにも作用することが証明されています。
次亜塩素酸水は除菌力が高いうえに、成分的にもあんしん・安全に使えるため、赤ちゃんがいる場合は次亜塩素酸水が適しています。
赤ちゃんがいる家庭での次亜塩素酸水の使い方
ドアノブや手すりなど家族が触れる場所の除菌や、部屋の消臭など赤ちゃんがいない家庭と同じように使うこともできますが、赤ちゃんがいる場合は次のような使い方もできます。
ベビー用品の除菌に使える
まず、ベビー用品の除菌に使うことができます。
例えば、赤ちゃんの使う食器や哺乳瓶を食器用洗剤で洗った後に次亜塩素酸水を吹きかければ、食器用洗剤による洗浄だけでなく除菌が可能です、また、使う直前に次亜塩素酸水を吹きかけてきちんと水分を拭き取れば、綺麗な状態で使うことができます。
食器類だけでなく、他にも赤ちゃんが触れるベビーカーやベビーベッドなどの除菌にも活用することができます。
ベビーカーやベビーベッドを除菌する際は、次亜塩素酸水を吹きかけて、乾いた布で水気を拭き取るだけで完了です。
ぬいぐるみの除菌・消臭に使える
ぬいぐるみは赤ちゃんが使うおもちゃの中でも、特に衛生面に気をつけなければなりません。
外出の時や食事の時でもお気に入りのぬいぐるみを手放さない赤ちゃんはとても多く、ぬいぐるみにはウイルスや細菌、食べこぼし、赤ちゃんのよだれが付きやすく、衛生環境が悪くなってしまいやすいです。
本当であればこまめに洗濯するのが望ましいですが、
- 大きすぎるので洗濯機に入らない
- 形崩れしてしまう
- ぬいぐるみがないと赤ちゃんが泣いてしまう
- 洗う時間がない
などが原因でお手入れができないこともありますよね。
次亜塩素酸水があれば、スプレーして乾かすだけで除菌ができるうえ、臭いの元を分解して消臭することが可能なので、時間や手間をかけずにぬいぐるみを綺麗な状態にすることができます。
また、ぬいぐるみだけでなく、布製品ではないおもちゃの除菌・消臭にも次亜塩素酸水が使えます。布製のおもちゃ以外は、次亜塩素酸水を吹きかけて、乾いた布で水分を拭き取りましょう。
吐瀉物や汚物の処理に使える
次亜塩素酸水は強いウイルスや細菌にも作用するため、赤ちゃんの吐瀉物や汚物でお部屋が汚れてしまっても安全に処理することができます。
まず、ゴム手袋・マスクを着用したら、新聞紙や不要な布で吐瀉物や汚物を覆って次亜塩素酸水を吹きかけます。
全体に次亜塩素酸水を吹きかけたら、外側から内側に向かって吐瀉物や汚物を包み込むように取り除きます。
吐瀉物や汚物が拭き取れたら、床やテーブルなど汚れてしまった場所に次亜塩素酸水を吹きかけます。次亜塩素酸水を吹きかけることで、除菌ができると同時に、消臭も可能です。
使用した新聞紙や不要な布をビニール袋に入れたら、次亜塩素酸水を吹きかけて口をしっかり縛ってから捨てましょう。
吐瀉物や汚物の処理方法は以下の動画でも詳しく解説しています。(02:52から解説)
お部屋全体に臭いが残ってしまっている場合は、専用の噴霧器を使って噴霧すれば、お部屋全体の消臭が可能です。
赤ちゃん用品の除菌・消臭で使う次亜塩素酸水の選び方
次亜塩素酸水を選ぶときに重要なのが、下記3つです。
- ppm(濃度)
- pH(液性)
- 製造方法等の有無
この3つを押さえることで安心して使える次亜塩素酸水を選ぶことができます。
ppm(濃度)
ppmとは濃度を表す単位のことで、次亜塩素酸水の場合は塩素の濃度を表しています。
赤ちゃん用品の除菌で次亜塩素酸水を使う場合は50〜100ppm、吐瀉物や汚物の処理に使用する場合は200ppmの次亜塩素酸水が必要です。
どのくらいのppmで販売されているかは商品によって異なりますが、だいたい200ppmの次亜塩素酸水であれば、調整しやすいので使いやすいです。
pH(液性)
pHとは0〜14の数値で表される溶液の酸性・アルカリ性を表す単位で、pH6.0未満が酸性、pH6.0〜8.0が中性、pHが8~11.0以上をアルカリ性となっています。
次亜塩素酸水のpHは商品によって違いますが、一般家庭で除菌・消臭に使うのであれば、人の肌と同じ弱酸性であるpH3.0~6.0の次亜塩素酸水が良いでしょう。
製造方法等の有無
次亜塩素酸水の生成方法には、大きく分けると塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解する方法と、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を水で希釈混合して中和する方法の2つに分けられます。
どちらの方法でも効果・安全性に違いがありませんが、購入する際は、どのような方法で生成したか明記したものを選ぶと安全です。
また、製造方法の他にも次亜塩素酸水には原料を明記することが経済産業省によって定められているので、原料が記載されているかも重要です。
[参考]「次亜塩素酸水」等の販売実態について(ファクトシート)
赤ちゃんや小さな子供がいる場合は安全に保管することも大切
次亜塩素酸水は紫外線や高温に弱いことから、冷暗所で保管することが基本的ですが、それに加えて、赤ちゃんや小さな子供が誤って触れない場所で保管することも重要です。
鍵付きの戸棚や高い場所にある戸棚などで保管すると、赤ちゃんや小さな子供による誤飲やトラブルを防ぐことができます。
赤ちゃんにも優しい次亜塩素酸水ならノロックス
赤ちゃんがいるご家庭でも使える次亜塩素酸水をお探しであれば、ノロックスがおすすめです。
ノロックスは、水・次亜塩素酸ナトリウム・希塩酸を希釈混合して生成された次亜塩素酸水で、次亜塩素酸の濃度が高くなるpH5.8~6.2の弱酸性となるよう厳密に調整しています。
あんしん・安全にお使いいただくことができるだけでなく、液剤の濃度は200ppm(出荷時)でとても使いやすいです。
ノロックスでは液剤単体のみの販売も行っていますが、赤ちゃんがいるご家庭や忙しいママさんには、スプレーと計量カップ、液剤パウチがセットになっているものがおすすめです。
次亜塩素酸水をご家庭で使うのに必要なものが全て揃っているため、改めてスプレーボトル等を用意する必要がありません。
他にも、専用ミスト噴霧器がセットになっているものもあるので、届いたその日から使うことができます。
ぜひ、次亜塩素酸水をお探しであればノロックスをご検討ください。
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